【時間がずれてる？】WindowsでのNTPクライアントの設定・確認方法（w32tmコマンド）

【意外と重要です】WindowsでのNTPクライアント（w32tm）設定【非インターネット環境も】

Windows

2024.08.272025.01.07

記事内に広告が含まれています。

Windowsの時間がずれている・・・？そんなときはNTPクライアントの設定をしましょう。
WindowsでのNTPクライアント設定の備忘録です。

結論：w32tm コマンドを使って設定します。

w32tmコマンドの一例

確認 w32tm /query /status
ソース w32tm /query /source
設定 w32tm /config /syncfromflags:manual /manualpeerlist:【NTPサーバ名 or IPアドレス】,0x8 /update
同期 w32tm /resync

その他多数コマンドがありますがほぼ上記しか使用しません。
詳細なオプション等知りたい方は公式からお調べください。

設定のところで【NTPサーバ名 or IPアドレス】としていますが、どのように使い分けるかを記載します。

WindowsがActiveDirectory等のドメインに参加しているときは、設定は不要です。

なぜならドメインを管理しているサーバによって、WindowsNTPクライアントが管理されているからです。

（ちなみに設定しようとしても弾かれます）

Windowsの時間がずれているんだけど？？というときはドメインを管理している方へ確認してください。サーバの時間がずれている場合があります。サーバの時間が治れば、Windowsの時間も治ります。

設定するときは、【NTPサーバ名】に【ntp.nict.jp】を設定します。

(今まで【ntp.nist.jp】と記載し公開していました。訂正しお詫び申し上げます。)

世の中にはいろんなNTPサーバがありますが、あまり考えずにこの設定で問題ありません。

設定するときは、【IPアドレス】に”内部NTPサーバのIPアドレス”を設定します。

・・・答えになっていませんか？（笑）

「インターネットにつながっていないとき」に該当するときは、Windowsが何かしらの組織（会社等）に属しているはずです。

‘内部’とはその組織に当たります。

組織のインフラ・ネットワークを管理されている方に”内部NTPサーバ”を聞いてみてください。

こちらもご覧ください。